mondy(モンディー)
60歳以降は、医療・介護だけでなく交通・運転免許・住まい・公共料金・各種減免なども段階的に変わります。まずは全国共通で押さえる点と、次に自治体で異なる支援をシンプルに整理します。
まず知っておく基本
- 全国共通で変わる主なもの:後期高齢者医療(75歳)/介護保険(65歳から第1号)/運転免許の高齢者講習・認知機能検査(70歳・75歳)。
- 自治体で大きく差が出るもの:敬老パス・シルバーパス等の交通割引、見守り・配食などの高齢者支援、住宅改修助成、公共料金の減免、ごみ有料袋の減免など。
- 所得で判定されるもの:住民税非課税世帯向けの各種軽減・給付、NHK受信料の減免等。
※年齢だけでは対象にならない制度も多いので、年齢+所得(非課税/課税)がカギ。
年齢別の要点(最短で把握)
60歳
- 暮らし:退職予定なら健康保険(任意継続・国保・扶養)や年金の切替に合わせ、光熱水費・通信等のシニア割や自治体の支援を一覧化。
- 住まい:段差解消・手すり設置などバリアフリー改修は、介護保険の住宅改修(要介護・要支援認定が必要)や自治体の補助金を確認。
65歳
- 介護:第1号被保険者へ。必要に応じて要介護認定→ケアプラン→在宅サービス・住宅改修など。
- 交通:自治体の敬老乗車証・シルバーパス等の対象になりやすい年齢。地域差が大きいため公式サイトで確認。
70歳
- 運転免許:70歳以上は高齢者講習が義務。更新前に講習予約が必要。
※運転をやめる場合は自主返納+運転経歴証明書で地域の割引等が受けられることあり。
75歳
- 医療:後期高齢者医療制度に自動加入。自己負担は1〜3割(所得で決定)。
- 運転免許:認知機能検査+高齢者講習が必要。スケジュールに余裕を。
よくある「暮らしの変更点」カタログ
分野 | 何が変わる?/できる? | 手続き先の例 | 年齢・条件の目安 |
---|
医療 | 後期高齢者医療へ切替、負担割合が1〜3割に | 広域連合/市区町村 | 75歳〜(自動) |
介護 | 要介護認定・在宅サービス・住宅改修の支給 | 市区町村(地域包括支援センター) | 65歳〜(第1号) |
運転免許 | 高齢者講習/認知機能検査、自主返納+運転経歴証明書 | 警察署・運転免許センター | 70歳〜講習、75歳〜検査 |
交通割引 | バス・地下鉄等の敬老乗車証/シルバーパス | 各自治体・交通事業者 | 主に65歳以上(地域差大) |
公共料金等 | 水道・ごみ袋・NHK受信料などの減免(所得条件あり) | 市区町村/事業者/NHK等 | 年齢+住民税非課税等の条件で判定 |
住まい | バリアフリー改修の補助・税の特例(条件あり) | 市区町村/国の制度 | 年齢や認定・所得で異なる |
迷ったらこの順でチェック
- 年齢の節目(65・70・75)と所得区分(住民税非課税か)を確認。
- 自治体サイトで「高齢福祉」「敬老乗車」「住宅改修」を検索。
- 運転免許は更新月の数か月前から講習・検査の予約状況を確認。
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参考・出典(参照日:2025年9月)
※具体的な年齢・所得条件・金額は自治体や年度で異なります。お住まいの自治体の公式ページも併せてご確認ください。
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広島県出身、34歳、牡牛座・O型。
現在は建設業に勤めながら、副業でこのブログを運営しています。
趣味は旅行、ゴルフ、サウナ(サ活)、漫画、野球観戦、散歩など。
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