【最新版】老後の不安とは?主な課題と対策をわかりやすく解説【出典付き】

近年、「老後2,000万円問題」や「人生100年時代」といった言葉を耳にすることが増えました。年金や健康、孤独など、老後に対する不安を抱える人は少なくありません。
実はこれらの不安は、あなただけでなく多くの人が感じているものです。この記事では、老後に抱かれやすい代表的な不安と、それに対する国や企業、そして個人の対応策を、信頼できるデータとともにわかりやすくご紹介します。
老後に多くの人が抱える不安とは?
1. 経済的不安(年金や収入の不足)
多くの方が「公的年金だけでは生活費が足りないのではないか」と感じています。
いわゆる「2,000万円問題」は、退職後に必要な生活資金の不足を可視化したもので、将来の経済的不安を象徴する議論となっています。
✅ 出典:金融庁『高齢社会における資産形成・管理』(2019年報告書)
2. 医療・介護費用の増加
高齢になると病気やけがのリスクが高まり、医療費・介護費が増える傾向にあります。
特に長期的な介護が必要となると、家計への影響が大きくなる可能性があります。
3. 健康への不安
将来、健康でいられるかどうかという心配も大きなテーマです。日常生活を自立して送れるか、誰かの世話にならずに暮らせるかといった不安を感じる人も増えています。
4. 孤独・社会的つながりの喪失
定年退職や家族との距離の変化により、孤独感を抱く人が少なくありません。
「孤独死」への懸念を持つ人もおり、精神的なつながりの大切さが改めて注目されています。
調査データでみる「老後の不安」
調査機関 | 不安の内容 | 割合 |
---|---|---|
生命保険文化センター(2022年) | 公的年金だけでは不十分 | 79.4% |
メットライフ生命(2018年) | 経済的不安 | 60.4% |
厚生労働省(2016年) | 健康が不安 | 73.6% |
生命保険文化センター
全体で82.2%という大半の人が老後に対して不安を感じていました。
1番多いのは、「公的年金だけでは不十分」79.4%でした。お金の面で不安を抱えている人が多いようです。

(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度)

(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度)
出典:生命保険文化センターhttps://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1157.html(参照日:2024年9月8日)
メットライフ生命
1位がお金で60.4%、2位が健康で52.5%、3位が認知症で52.5%。
介護についての不安も多いですね。

出典:平成30年 メットライフ生命「老後を変える全国47都道府県大調査(老後に不安を感じることTOP10)https://www.metlife.co.jp/changerougo/about/cr_survey/2018_02/(参照日:2024年9月8日)
厚生労働省
全体では1位は健康で73.6%、2位が経済上の問題で60.9%、3位が生きがいで23.1%。こちらは健康の不安が一番となっていました。

出典:厚生労働省「高齢社会に対する意識調査(2016年)」https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/backdata/01-02-01-02.html(参照日:2024年9月8日)
国や企業の対応
政府や企業も、老後不安の解消に向けて様々な対策を進めています。
◆ 年金制度の補完策
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
- つみたてNISA
これらは、公的年金に加えて自分で備える「自助努力」を支援する制度です。
◆ 就労機会の拡充
- 定年延長
- 再雇用制度
高齢者の就業を支援し、収入を得られる環境づくりが進められています。
◆ 金融リテラシーの普及
- 資産形成や老後資金計画に関する情報提供
- 学校や企業での金融教育の実施
若い世代に対しても、将来の準備を早期に促す動きが見られます。
個人ができる老後不安への備え
1. 資産形成と家計管理
- 早いうちからの貯蓄
- 分散投資や長期運用による資産運用
「貯める」と「増やす」の両面から老後資金を準備することが重要です。
2. 働き方の多様化
- 副業やフリーランスの活用
- セカンドキャリアとしての新たな仕事
収入源を複数持つことで、経済的な安心感につながります。
3. 健康管理の習慣化
- 食生活・運動・睡眠の見直し
- 定期的な健康診断の受診
医療や介護の負担を減らすためにも、「予防」は欠かせない視点です。
4. 人とのつながりを大切に
- 地域のコミュニティやサークルへの参加
- SNSやオンラインでのつながり
「誰かと話す」「頼れる人がいる」ことは、不安の解消に大きく役立ちます。
まとめ:老後の不安は「準備」で減らせる
老後への不安は多くの人に共通するものであり、自然な感情です。
しかし、正しい情報に基づいて準備を進めることで、その不安は軽減できます。国や企業の制度を活用しながら、自分自身の人生設計を主体的に考えることが求められています。
🔍 情報が多い現代では、誤った情報や不確かな予測に惑わされることもあります。
判断に迷ったときは、信頼できる情報源や専門家の意見を参考にすることが大切です。
「人生一生勉強」の精神で、これからの時間を前向きに、そして笑顔で楽しんでいきましょう。
💬 ニカドット編集部より
当サイト「ニカドット」では、老後をより前向きに生きるための情報をお届けしています。老後に関する情報は時代と共に変化していきます。
今後も新しい知見を取り入れ、わかりやすくお伝えしていきますので、ぜひご活用ください。