ゴールは「長生き」だけじゃありません。できるだけ長く、自分で歩けて・食べられて・楽しめる時間=健康寿命をのばすこと。これは個人の努力だけでなく、まちの設計・人とのつながりまで含めて考える時代になっています。
① WHOの4アクション領域(超要約)
国連とWHOは「高齢者の10年(2021–2030)」で、世界に向けて4つの行動を提案しています。日本語でわかりやすく整理された資料は下記にあります。
神奈川県まとめ|WHO「高齢者の10年」4つの行動領域(PDF)
- 年齢による差別をなくす(「もう年だから」を社会から外す)
- 高齢者にやさしいまち(歩きやすい道・集まりやすい場・参加の機会)
- 顔の見える医療とケア(地域で途切れない支援)
- 介護・長期ケアへのアクセス(必要な人が尊厳をもって受けられる)
ポイントは、「支える対象」ではなく「当事者として参加」へ。孤立を生まない設計が世界標準になっています。
通いの場=地域のリビング。月1回以上、おしゃべり・体操・会食・趣味などをゆるく続ける集まりです。
厚生労働省「通いの場の課題解決に向けたマニュアル」(PDF)
- 場所は公民館・空き家・商店の一角など身近でOK
- 顔見知りが増えると、体力低下の早期サイン(食欲ダウン・外出減)に気づきやすい
- 地域包括支援センターや医療にもつながりやすい
※健康寿命・フレイル予防の考え方全体は、厚労省の計画資料も参考に。
厚生労働省「健康寿命延伸プラン」(PDF)
③ 食と睡眠のベーシック(今日からやる)
食:タンパク質+「ひとりで食べない日」をつくる
- タンパク質(魚・肉・卵・豆)を意識。筋力=転倒予防の土台
- 通いの場や家族と一緒に食べる日は、栄養+会話+外出のきっかけに
睡眠:質を落とすNGを外す
厚労省の睡眠指針より要点:
厚生労働省「健康づくりのための睡眠指針2014」
- 寝酒は×:一時的に眠くなるが中途覚醒で質が落ちる
- 寝る前はリラックス&強い光・大食・激しい運動は避ける
- 朝食で体内時計リセット→夜に自然な眠気が来やすい
この記事のポイント
- 健康寿命=自分らしく動ける時間。個人だけでなくまち設計の課題
- WHOの4アクションは孤立を生まない社会設計が軸(日本語資料リンクあり)
- 日本のローカル解は通いの場+食(タンパク)+良い睡眠のベースづくり
公式・参考リンク(日本語)
更新履歴
- 初版公開:2025年10月20日
- リンク整備:WHO・厚労省など公的資料へリンク追記(2025年10月20日)
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