免許更新や夜間運転の不安をやわらげるカギが、自動運転レベル4と地域MaaSです。この記事は、自動運転レベルの基礎→日本の制度(2023)→主な運行・許可の場所→高齢ドライバー以降の移動選択肢→この記事のポイントの順で、日本語の一次情報を中心にやさしく解説します。
自動運転レベルって何?
- レベル0:自動運転なし(警報など)
- レベル1:操作の一部を支援(ハンドル or 加減速)
- レベル2:複数を同時支援(車線維持+追従など)※主体は人
- レベル3:条件付きでシステムが運転。要請時は人が引き継ぐ
- レベル4:指定区域・条件内ではシステムが運転と対応を完結(無人も可)
- レベル5:あらゆる条件でシステムが運転(将来)
ポイント:レベルが上がるほど、人に求められる運転作業が減る。以降は日本での運用と暮らしの活用に話を進めます。
地域MaaSって何?
MaaS(Mobility as a Service)は、複数の移動手段を検索・予約・決済まで一つに束ねる仕組み。地域版では次が組み合わさります:
- 移動を束ねる:コミュニティバス/デマンド交通/乗合タクシー等を一元化
- 予約と支払:アプリまたは電話で予約、現金・IC・QR等で決済
- 乗継×生活連携:病院・買い物・役所の時刻と連携し、ミニ乗り継ぎハブを設計
老後メリット:「家→ミニハブ→目的地」が楽になり、電話予約OKの仕組みが多いのでスマホが苦手でも使いやすい。通院や買い物の曜日固定とも相性◎。
レベル4解禁の法制度(2023・日本)
- 2023年の改正道路交通法施行で、遠隔監視等を前提に無人移動サービス(レベル4)が公道で可能に。
- 運行計画の認可(区域・速度・時間帯等)/車両基準/監視体制が必須。
- 狙いは、地域の移動の足(買い物・通院・観光等)の確保と、持続可能な地域交通。
一次情報(日本語):国土交通省プレス(国内初の開始)/経済産業省プレス
主な“レベル4”の場所(例)
- 福井県・永平寺町:国内初のレベル4移動サービス(2023~)。国交省プレス
- 茨城県・日立市「ひたちBRT」:中型バスでレベル4の営業運行(2025/2~)。茨城交通/産総研
- 東京都・羽田イノベーションシティ(HICity):民間主体でレベル4運行許可(2024/6)。HICity/鹿島
- 長野県・塩尻市:レベル4特定自動運行の許可と限定日での運行実証(2025/1–2)。塩尻市
- 三重県・多気町VISON:レベル4車両認可(運行は別途許可)。中部運輸局
※レベル4は区域や条件(ODD)内での運行。全国で実証・許可・営業運行が混在しています。最新は各自治体・事業者の案内をご確認ください。
高齢ドライバー以降の移動選択肢(組み合わせがカギ)
- 地域MaaS(乗合・オンデマンド):電話・アプリ予約のコミュニティバス/デマンド交通/乗合タクシー。
- レベル4移動サービス:対象エリアなら、徒歩では遠い距離の“あと一歩”の足に。
- 低速パーソナルモビリティ:電動カート等(自治体ルールは要確認)。
- 配達・訪問の活用:買い物代行・医薬品宅配・訪問診療で移動自体を減らす。
- 助け合い:近隣送迎・家族の送迎シフト・通院曜日の固定化で段取りを楽に。
この記事のポイント
- レベル4は条件内の無人運行を可能に、MaaSは移動手段を一つに束ねる仕組み。
- 制度は解禁済み(2023)で、各地で許可・実証・営業運行が前進中。
- 老後の移動は「MaaS+レベル4+電話予約」で無理なく続ける設計が現実的。
参照リンク(日本語・公式中心)
更新履歴
- 初版公開:2025年10月16日
- 追記:地域MaaSの説明と主なレベル4の場所(2025年10月)
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