日本の高齢者人口
高齢者人口
日本の高齢者(65歳以上)人口は1950年以降、一貫して増加。2023年9月15日現在には3623万人になっている。(総人口は2023年9月15日現在1億2442万人)
前年の2022年10月1日現在より1万人減少した。(総人口は2022年現在9月15日現在1億2496万人)
これは1950年以降初である。しかし高齢者人口(65歳以上)の割合は総人口の29.1%で過去最高を更新した。(詳細は表1後に)
男女別でみてみると、男性は1572万人(男性人口の26.0%)、女性は2051万人(女性人口の32.1%)で女性が男性より479万人多いです。
また、人口比率(女性100人に対しての男性の人数 100以上は男性の方が多い)をみると、15歳未満は105.0、15歳〜64歳は103.0と男性が多いのに対し、65歳以上では76.6と女性が多くなっています。
出典:総務省統計局(2023)「統計からみた我が国の高齢者」https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topics138.pdf、(参照日:2024年6月15日)
また高齢者人口(65歳以上)を詳しくみる増加傾向にあります。
65歳以上は3623万人(総人口に占める割合:29.1%)
うち70歳以上は2889万人(総人口に占める割合:23.2%)
うち75歳以上は2005万人(総人口に占める割合:16.1%)
うち80歳以上は1259万人(総人口に占める割合:10.1%)
出典:総務省統計局(2023)「統計からみた我が国の高齢者」https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topics138.pdf、(参照日:2024年6月15日)
ということでみてみると総人口の10人に1人は80歳以上ということに驚きました。
また75歳以上は前年に比べて72万人増加したことで、初めて2000万人を超えました。この増加幅は「団塊の世代」(1947年から1949年生まれ)2022年から75歳以上を迎えたことによるものだと思います。
このデータから分かるように総人口は減っていきますが、高齢者の人口と割合は増え続けていく予想になっています。また先進的な医療や食などによって平均寿命も増え続けると思います。そのことによって人生が長くなり楽しみも増えるかもしれません。しかし、楽しみの反対にいろんな問題やリスクもあります。これから楽しみなことなどのプラスなところや問題やリスクなどのマイナスなところを分かりやすくまとめていけたらと思います。