人間関係②〜老後の人間関係〜


老後における人間関係の充実は、心身の健康や生活の質を高める上で非常に重要です。
近年では孤独死が社会問題になっております。
原因は社会的なつながりの希薄化や高齢者の孤独など複合的な要因が背景にあります。
なので今回は、人間関係を持つことの良いところをまとめてみました。
また、交流できるきっかけを紹介できたらなと思います。
良いところ
1.脳の活性化
他者との交流は脳を刺激し、認知症の予防や進行抑制に効果的とされています。
2.コミュニケーション能力の維持
定期的な対話はコミュニケーション能力の低下を防ぎ、生きがいや生活のメリハリを生み出します。
3.身体機能の向上
外出や活動の機会が増えることで、適度な運動習慣が身につき、筋力低下や転倒リスクの軽減につながります。
4.地域とのつながり
地域活動への参加は、情報収集や緊急時の支援体制の構築に役立ち、安心感が得られます。
「お互い様」の精神で助けあえれば平和に暮らしていけます。
交流のきっかけ
・地域活動への参加

自治体やコミュニティセンターが主催するイベントやサークルに参加し、近隣の人々との交流を深めてはいかがでしょうか。
例: 地域の清掃活動 、 美化活動 、子どもや学生のサポート 、 健康づくり・スポーツ活動 、 伝統文化・趣味の継承 、 防災・防犯活動 、 高齢者支援・福祉ボランティアなど
・趣味の共有

共通の趣味や関心を持つ人々と出会うことで、自然な形で人間関係を気づくことができます。
例:スポーツ・運動系(ゲートボールやウォーキングなど) 、 文化・芸術系(手芸や芸術や音楽活動など) 、 学習・知的活動系(読書会や語学学習など) 、 アウトドア・旅行系(旅行サークル、ガーデンクラブ)
まとめ
年齢を重ねるにつれて、新しい友達や仲間をつくるのは難しくなってくると思います。
夫婦生活の中では、なかなか会話できてないこともあるかもしれません。
1人でいることが楽しいとか、気楽だとか思うこともあるでしょう。
でも、1人は寂しいです。
家族と電話で喋ったり、近所の人と世間話をしたら気持ちが明るくなると思います。
挨拶から、たわいもない一言から会話が続くかもしれません。
誰もが苦手な人や性格が合わない人は必ずいると思います。
会話できる人が1人や2人でも構いません。
思い切って会話してみましょう。
もし、最近会ってない、おじいちゃんやおばあちゃん、友達や近所の人がいればたまに電話したり、会いにいってみたりしてみてください。
必ず喜んでくれると思います。
きっかけはメールでも構いません。
皆様が幸せでありますように。