お金⑫〜資産管理〜

「資産をどう管理すべきか」「老後の生活資金をどう確保するか」は重要です。
長寿リスク・認知症リスク・詐欺被害などの問題を防ぎつつ、安全で賢い資産管理方法について紹介します。
1.資産管理で重要なポイント

資産管理は「守る」+「増やす」+「引き継ぐ」の3つの視点が必要です。
2.老後の生活資金どれくらい必要か

※詳細はニカドットお金①〜老後の支出〜https://donndottottodondottotto.com/%e3%81%8a%e9%87%91%e2%91%a0%e3%80%9c%e8%80%81%e5%be%8c%e3%81%ae%e6%94%af%e5%87%ba%e3%80%9c/175/
★月々12万〜28万円必要
65歳〜100歳(35年の場合)
5,040万〜1億1,760万円必要
→「年金+貯蓄+運用+節約」で資金を守る工夫が必要!
3.資産を守る方法
①銀行口座の管理
🔲口座管理で気を付けるポイント
・認知症になると銀行口座が凍結されるリスク(家族が引き出せない)
・詐欺、不正引き出しを防ぐため、口座を整理する
・「財産管理サービス」や「家族信託」を活用する
▶︎対策
・普段使う口座は1〜2つに整理
・定期的に通帳記帳し、不審な引き出しをチェック
・「見守りサービス付き銀行口座」など
②認知症による資産凍結を防ぐ
認知症になると、預貯金の引き出しや不動産売却ができなくなる
→資産をスムーズに活用できる仕組みが必要
▶︎対策

③詐欺・悪質商法の対策
高齢者を狙った詐欺が急増しているため、資産を守る対策が必要
▶︎よくある詐欺の手口

4.資産を増やす方法(安全な資産運用)
①資産運用の基本ルール
「守りながら増やす」運用が重要!

▶︎おすすめの運用方法
・生活費は「預貯金+個人向け国債」で安全確保
・余裕資金は「分散投資(投資信託・ETF)」でリスクを抑える
・不動産を持っている人は「信託経営、リバースモーゲージ」も検討
5.相続・資産継承の準備
資産を円滑に相続するために、早めの準備が必要!
▶︎相続対策のポイント

★重要:「公正証書遺言」にすると安心!
(公正証書遺言とは公証人が遺言者の意思を文章にまとめた遺言書のこと)
→公証役場で作成し、改ざんや紛失のリスクを防ぐ
まとめ
問題点
・老後の生活費(65歳〜100歳) 約5,000万〜1億2,000万円必要
・認知症リスク 資産が凍結する
・詐欺被害 高齢者を狙った詐欺が増加
・資産運用 預貯金だけではインフレに弱い
・相続対策 遺産分割トラブルのリスク
解決策
◯生活資金は「年金+貯蓄+運用」で確保
◯認知症リスクに備えて「家族信託」や「任意後見制度」を活用
◯詐欺対策をしっかり行い、焦らず誰かに相談
◯遺言書・生前贈与でスムーズな相続対策を
老後の資産管理は「増やす・守る・引き継ぐ」が大切です。