mondy(モンディー)
本記事の信頼性
本記事は、厚生労働省「介護保険制度の概要」、生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」、総務省統計局「家計調査」、国税庁「所得税控除制度」など、公的・一次情報をもとに作成しています。
老後にかかる介護費の現実
75歳を超えると要介護認定を受ける割合が高まり、介護費は老後資金計画の重要項目になります。
介護保険制度があるとはいえ、自己負担や生活関連費は無視できません。
日本の介護費用の平均(自己負担額)
- 在宅介護の月額平均:4.8万円
- 施設介護(月額):12.2万円
- 介護用ベッド購入や住宅改修等の初期費用:平均74万円
出典:2021年度 生命保険文化センター「全国実態調査」より
介護サービス別の費用相場(自己負担額)
| サービス種類 | 月額相場(1割負担) | 月額相場(2〜3割負担) | 特徴 |
|---|
| 訪問介護(ホームヘルパー) | 約5,000〜25,000円 | 約10,000〜75,000円 | 身体介護・生活援助を訪問で受ける |
| デイサービス(通所介護) | 約7,000〜30,000円 | 約14,000〜90,000円 | 食事・入浴・機能訓練など日帰り |
| 特別養護老人ホーム(特養) | 約80,000〜120,000円 | ー | 要介護3以上が原則、所得に応じ減免制度あり |
| 有料老人ホーム | 約150,000〜350,000円 | ー | 介護+生活支援、設備充実だが高額 |
| ショートステイ | 1泊2日で約2,000〜5,000円 | ー | 家族の休養や一時的利用 |
自己負担割合と高額介護サービス費制度
- 自己負担割合
- 原則:1割(65歳以上で一定所得以下)
- 年間所得280万円以上(単身)の場合:2割
- 年間所得340万円以上(単身)の場合:3割
- 高額介護サービス費制度
月ごとの自己負担上限を超えた分が払い戻されます。
上限は所得に応じて44,400円〜140,100円(2025年現在)。
医療費の高額療養費制度と合算できる「高額医療・高額介護合算制度」もあり。
要介護度ごとの月額目安(在宅介護)
| 要介護度 | 介護保険利用限度額(1割負担時) | 生活費・医療費等含む総額目安 |
|---|
| 要支援1 | 約5,000円 | 約50,000円 |
| 要支援2 | 約10,000円 | 約60,000円 |
| 要介護1 | 約16,000円 | 約70,000円 |
| 要介護2 | 約19,000円 | 約80,000円 |
| 要介護3 | 約27,000円 | 約100,000円 |
| 要介護4 | 約31,000円 | 約120,000円 |
| 要介護5 | 約36,000円 | 約140,000円 |
節税・控除のポイント
- 医療費控除
介護保険サービスのうち、医療系サービス部分は医療費控除対象に。
- 障害者控除
要介護認定で「障害者」と認定されれば住民税・所得税が軽減されます。
- 扶養控除
同居家族が介護している場合、被介護者を扶養に入れることで控除可能。
備え方のアドバイス
- 予備資金の確保
在宅介護の場合でも、突発的な入院や家改修(手すり設置、段差解消)で数十万円必要になることも。
- 民間介護保険の検討
公的制度だけでは賄えない費用をカバー。
- 日常から情報収集
地域包括支援センターやケアマネージャーに相談する習慣を。
まとめ
老後の介護費は、在宅・施設の選択や要介護度によって大きく変わります。
介護保険制度は負担軽減に役立ちますが、食費や居住費などは自己負担が多く、想定外の支出も発生します。
早めに情報収集し、制度と資金計画を組み合わせた準備をしておくことが大切です。
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はじめまして!
ニカドットを運営している**mondy(モンディー)**です。
広島県出身、牡牛座・O型。
現在は建設業に勤めながら、副業でこのブログを運営しています。
趣味は旅行、ゴルフ、サウナ、漫画、野球観戦、散歩など。
「老後じゃない、これからが人生の楽しい時間」をテーマに、人生後半の暮らしについて発信しています。
主なテーマは、
・年金、社会保障、お金
・定年後の仕事
・住まい、高齢者住宅
・人とのつながり、孤独、居場所
・趣味、生きがい、新しい挑戦
・AI、デジタルを活用した暮らし
です。
複雑な制度や情報をそのまま並べるのではなく、
何が重要なのか
どんな選択肢があるのか
何を確認すればいいのか
今日から何ができるのか
という形に整理することを大切にしています。
自身も、人生後半をこれから迎える準備世代です。
そのため、専門家として一方的に答えを教えるのではなく、公的情報を調べ、専門家や当事者の声を聞き、自分でも試しながら、
人生後半をもっと楽しむ方法を研究する「セカンドライフ研究員」
という立場で運営しています。
合言葉は、
「不安を知識に、知識を余裕に。」
このブログが、人生後半について考える人にとって、少し安心できて、次の一歩を決められる場所になればうれしいです。
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