世界に誇る日本の「長寿」

みなさんは「日本=長寿国」というイメージを持っていませんか?
実際、日本は長年、世界トップクラスの長寿国として知られています。
でも世界には他にも「長生き」で有名な国がたくさんあります。
今回は、日本と世界の長寿事情を、ご紹介します。

日本はなぜ長寿大国なのか?
まず、2024年時点での日本人の平均寿命は以下の通りです。

特に日本女性の平均寿命は世界トップクラス!
長寿の理由としては、バランスの良い食生活(魚、野菜中心)、高い医療水準、そして治安の良さなどが挙げられます。
世界の長寿国ランキング
では、日本以外の国はどうでしょうか?
以下に、世界の長寿国トップ5をまとめました。

(数値は2024年WHO統計より)
日本がトップであることに加え、ヨーロッパ勢も目立ちます。
特にスイスやスペイン、イタリアは、地中海式ダイエット(オリーブオイルや魚介類、野菜中心の食生活)が影響していると言われています。
長寿国の共通点とは?
長寿国に共通するポイントをまとめるとこんな感じです。
・バランスの取れた食事(魚、野菜、果物中心)
・高い医療レベル
・ストレスが少ない生活
・適度な運動習慣
・地域社会とのつながり
特に日本の場合、味噌汁や漬物、緑茶など、抗酸化作用のある食品を日常的に摂っている点も強みです。
逆に平均寿命が短い国は?
一方で、平均寿命が短い国もあります。
主な理由は医療体制の未整備、栄養不足、感染症、紛争などです。
以下は平均寿命が短い国の例です。

(※出典:WHO)
この差を見ると、医療の重要性がよくわかります。
これからの日本の課題
日本は世界一の長寿国ですが、同時に高齢化社会という大きな課題にも直面しています。
2060年には、人口の約40%が65歳以上になると予想されているのです。
これからの日本に必要なのは、「ただ長生きする」だけでなく、健康に長生きする「健康寿命」を延ばすこと。
健康寿命とは?
「健康寿命」とは、介護を必要とせず、自立して生活できる期間のこと。
日本では平均寿命に比べて、健康寿命は10年近く短いというデータもあります。

(※厚生労働省データより)
この差を少しでも縮めるために、普段から運動をしたり、栄養に気をつけたりすることが大切です。
まとめ
・日本は世界一の長寿国(平均寿命84.5歳)
・長寿国には、食生活、医療、ストレスの少なさが共通している
・これからは「健康に長生き」することが大事
長寿はとても素晴らしいことですが、毎日を元気に過ごせることが何よりも幸せですよね。
みなさんも、日々の生活を少しずつ見直して、「健康長寿」を目指してみませんか!?